本日より、リッチテキストエディタのβ版をお試しいただけるようになりました。これまではマークダウン記法で文書を整形したり装飾する必要がありましたが、リッチテキストエディタを使うとマークダウン記法を覚えなくてもボタンから簡単に入力いただけます。
エディタはKibelaにとって、記事を書くというサービスの中核を担う機能です。この使い勝手を磨くことが大きくサービスの価値に繋がると考え、手に馴染む執筆ツールになるよう今後の正式リリースに向けて磨きをかけていきたいと考えています。そのためにぜひ、β版のリッチテキストエディタを有効にしてお試しください。
リッチテキストエディタをご利用いただくには、Kibela設定画面( /settings
)に新設された「環境設定」ページから、リッチテキストエディタβ版を「有効にする」ボタンを押してください。リッチテキストエディタβ版が有効になると、マークダウンエディタとタブ切り替えでご利用いただけます。
同時編集機能の前提として
リッチテキストエディタの精度がある程度向上したら、正式版へのブラッシュアップと並行して、リッチテキストエディタで複数人が同時に記事を編集できる「同時編集機能」の開発を進める予定です。
これまでも議事録を一緒に作成するなどの用途で、複数人で同時に記事を編集できる機能のご要望を多くいただいておりました。近年は特に各社でリモートワークの導入が急速に進む中で、様々なバックボーンを持つ多職種のメンバーと一緒に編集する機会も増えており、マークダウンエディタに同時編集機能を付けるよりも、まずはリッチテキストエディタを導入して記法を知らない人でも編集に参加出来る形で同時編集機能を作ることにしました。
今回のリッチテキストエディタの開発は、勿論これ単体でも便利にご利用頂けると嬉しいのですが、このエディタに複数人での同時編集機能が加わることを前提に進めており、同時編集機能をお待ち頂いている皆様にもぜひお試し頂ければと思います。
フィードバック窓口と既知の不具合
リッチテキストエディタを使ってみて感じたご意見やご感想、不具合のご報告をぜひお聞かせください。Kibelaの画面右下にある「サポート」ボタンから、件名に「リッチテキストエディタについて」とご記入頂けると把握しやすくありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
ご参考までに、こちらが現在社内で確認できている不具合や改善箇所の一覧です。皆様からお寄せ頂いたフィードバックと合わせて、順次対応してまいります。
既知の不具合
- 画像ファイルのファイル形式によっては、アップロードして貼り付けることができないものがある
- 記事/グループリンクの頭に文字を入れたあとに Backspace で先頭の文字を消すと改行が挿入され、行頭にカーソルを移動できなくなる
- 行末のURLの後ろに不要な空白がついてしまう
- 後ろにリストがある空段落上で Delete を押したら空段落が削除されてほしいが、後ろのリストが削除されてしまう
- Firefoxでタスクリストをクリックしても反映されない
予定している改善
- テーブルの挿入や編集に対応
ぜひリッチテキストエディタβ版をお試しいただき、忌憚のないフィードバックをお寄せください。よろしくお願いします。
更新履歴
- 2021/12/23
- 既知の不具合と予定している改善について、現状に即して更新しました