同時編集モードのβ版を提供開始しました

本日より、複数人で同時に記事を編集出来る「同時編集モード」のβ版を、スタンダードプランとエンタープライズプランをご利用の皆様にお試しいただけるようにしました。

同時編集モードβ版を有効にするには

同時編集モードは複数人で一緒に使う機能のため、チーム単位でβ版機能を有効にしていただく必要があります。各チームの管理権限をお持ちの方が、設定画面（/settings）の「チーム管理」より、β版機能の「同時編集モード」を有効にしてください。

有効にすると、そのチームに参加されている方全員が同時編集モードを利用可能になり、エディタを開いた時に「同時編集モード」タブが表示されます。

同時編集モードの始め方

同時編集モードは、オンラインミーティング時に複数人で一緒に議事録を編集するような用途を念頭に設計しました。そのため1人でじっくりと記事を編集する通常のエディタとは別のモードとして実装しています。

「同時編集モード」タブをクリックすると、確認のウィンドウが表示されて同時編集モードが始まります。

同時編集モード中は、編集内容が他のユーザーにも表示され、保存ボタンを押さなくても自動的に保存されていきます。会議などが終わり、同時編集モードを終了したい場合は右上の「終了する」ボタンを押してください。同時編集モードが終了して、通常のエディタで1人で編集できる状態に戻ります。

実装意図と今後の開発について

同時編集モードはこれまで多くの方々にご要望を頂いていた機能です。他の多くのドキュメントツールで実現されている機能で、Kibelaの編集して投稿ボタンを押して「記事」を投稿するスタイルとどう整合性をとっていくか、検討を重ねてきました。

編集履歴や編集コメントが残せて1つ1つの編集に意図を込められるスタイルは保持しながら、リアルタイムな複数人での編集をどう実現するかを検討し、従来のエディタとは別のモードとして実装することにしました。この辺りの全体的な使い勝手についても、ぜひ皆様のご意見・ご感想をお聞かせください。

今後はβ版をお試しいただいた皆様からのご意見を伺いながら改善を続け、パフォーマンスの面でもリリースに耐えうる品質に高めてから、正式版を提供したいと考えています。現在予定している改善箇所は以下の通りです。この辺りの開発優先度についても、皆様からのフィードバックを参考にさせていただきながら随時変更していきます。